ヘリウムガスの安全性について

「ヘリウム」は「非可燃性ガス」で火には反応しません。

現在配布・販売などで用いられるものは「ヘリウム」です。だから手に持っていても大丈夫なのです。

ゴム風船のヘリウムガスは絶対に吸わないで下さい!

いただいた風船のヘリウムガスを吸って声を変えて遊ぶケースが見られます、酸素不足となって最悪倒れる可能性があります、ゴム風船のヘリウム は100% です。吸って声を変えるヘリウムガスにはヘリウム以外に酸素も含まれています。

風船に火を近づけても危険ではありません。

風船に入れられる「ヘリウムガスは爆発しない安全なガス」です。
危ないのは一番軽い気体である水素です、水素は可燃性なので大変危険ですので風船には使用しないで下さい。

「ヘリウム」は水素に次いで軽い元素で「ヘリウムは不活性ガス」です。

空気より軽く、当初いた飛行船等は水素が使われていましたが、事故防止のため燃えやすい水素ではなく安定したヘリウムを現在使用しております。ヘリウムは軽いため我々が吸う空気には含まれていませんが自然界にはおおく存在するごく平凡な物質です。

※2004/12/17・TBS「スーパーフライデー たけしの緊急警戒SP 絶対やってはいけない」で、風船が破裂、爆発する実験が放映されましたが、これは「風船の中に水素が入っている場合」です、ヘリウムガスではありません誤解しないで下さい。

「ヘリウム」は空気中にはほどんとありません。

一立方メートル 5ミリリットルしかないので空気中から集めることは大変な事です。
どこから・・・天然ガス中に数%含まれており、国内ではこれを購入し使っています。当然高価なガス、ヘリウムとなります。日本ではほどんと輸入ヘリウムと言う事になります。が充填されたボンベと空になったボンベでは計算上の重さは1kg位しか差はないようです。

ヘリウムの歴史

「ヘリウム」と命名したのは「ロッキヤー」と言う人物です、ギリシャ語のhelios(太陽の意)に因んでいます。地球に存在するヘリウムが見つかったのは1890年、アメリカのヒルデブランドは閃ウラン鉱(UO2)を酸処理すると反応性のないガスが発生することを見つけました。5年後の1895年そのガスがヘリウムであることと判明しまた。ヘリウムは太陽に多く存在し太陽を意味する「ヘリオス(ギリシャ語)」から名づけられたとされております。

ヘリウムは「燃えないガス」です

ヘリウムは空気よりも軽いため、浮揚用ガスとして多くの広告用バルーンや天体観測用気球、軍事用偵察気球などに使用されています。ヘリウムは水素の 92.64%もの浮揚力があり、「燃えないガス」としてヘリウムを風船のガスとして多く利用されております。